Slanted Special Issue Georgia/Armenia

ドイツのグラフィックデザイン誌『Slanted』。2023年8月、「Slanted Publishers」はジョージアのトビリシからアルメニアのエレバンへの旅に出ました。その目的は、ウクライナの戦争が地元の文化やデザインシーンに与えた影響を探ることでした。数多くの会話やインタビューを通じて、人々の生活や仕事について深い洞察が得られ、それぞれの認識の多様性が浮き彫りになりました。しかし、事後調査と議論は、2023年9月のアゼルバイジャンのアルメニアへの再攻撃によって影を潜めました。攻勢の後、ナゴルノ・カラバフからアルメニアへのアルメニア系住民の大量脱出が始まりました。本号の序文を執筆したのは、東方研究センター（The Centre for Eastern Studies）でトルコ・コーカサス・中央アジア部を率いるこの地域の著名な専門家、ヴォイチェフ・ゴレツキ（Wojciech Górecki）とクシシュトフ・ストラチョタ（Krzysztof Strachota）です。本号では、数年前からジョージアとの深いつながりを育んできたドルトムント応用科学大学（University of Applied Sciences Dortmund）の学生によるフォトエッセイも掲載されています。

ページ: 160
サイズ: 160 × 240 mm
フォーマット: ソフトカバー
言語: 英語
刊行年: 2024
出版: Slanted Publishers